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細胞の中の弁(有縁壁孔)が水の浸透圧によって開放状態に戻るため水分の移動が容易になり、樹脂などと水の交換が行われて水分が移動しやすくなるため、良好な乾燥結果を得ることができると考えています。 (文責:定成政憲) | |||
2005年6月から9月にかけて「板倉の家」の構造体、壁の耐力実験を行った。 それは、川端建築計画がプランを作成し、宮内建築が施行する予定の物件を用いての実験であった。 そのサンプルを提供したのが、甲賀郡森林組合で担当が長坂氏、実験を行ったのがポリテクカレッジ滋賀の定成教授。 実験の結果は、興味深いものであったが、そのサンプルの杉材が余りにも乾燥されていなかったため、実際に使うためもっと含水率を下げようと川端氏、宮内氏、長坂氏、定成教授が井戸端会議的に話し合い、過去の記憶や文献に基づいて水中乾燥を試みるに至る。 |
水中乾燥実験は、甲賀の2箇所でしています。 1)白川製材の水槽(甲賀市土山町前野) 2)甲賀市土山町内の農業用貯水池 ★実験の様子は、観察日記で、随時更新しています。 |
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