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 後列左から
 定成政憲(理事長)………ポリテクカレッジ滋賀・住居環境科教授(農学博士)
 長坂博史(監事)…………甲賀郡森林組合・加工販売課主任
 宮内寿和(副理事長)……宮内建築代表・大工
 川端 眞(副理事長)……川端建築計画 代表・一級建築士

 前列左から
 ポリテクカレッジ滋賀・住居環境科2年
 木村知哉 和田憲保 高川昌大

特定非営利活動法人「甲賀 森と水の会」は、木材の恩恵を受けようとする人びとに対して、森林資源活用技術の研究・開発に関する事業を行い、以下のことを目的としています。

1.森林保護及び環境保全
2.森林資源の地産地消と地域の活性化
3.森林資源活用技術の普及 に寄与する

●日本国内における森林の荒廃が叫ばれて久しいが、状況は改善されないばかりか、その兆候すら見られないのが現状である。その要因の一つとして、木材の価格が他の素材と比べて高額であること、短期的な寸法・形状安定性に乏しいことがあげられる。

●森林を健全な状態に回復し、さらに、多くの人が木の恩恵を受けられるようにするため、各種団体が様々な取り組みを行っているが、その多くは、精神論を中心とした、ともすれば受益者に我慢を強いるものである。そこで我々は、実験・研究を重ねて理論的にこうした木材の欠点を克服することが本来の姿であると考える。

●しかしながら、こうした実験・研究を個人で行うには、あまりにも負担が大きい。そこで我々は、賛同者を増やし、団体で行うことが必要であると考えた。特定非営利活動法人は我々の目的と完全一致する団体の形態であり、法人化され特定非営利活動に係る事業が行えば、木を取り巻く状況の改善は加速されるものと考える。


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