川端建築計画
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記憶を継ぐ家
築170年の茅葺き民家のリフォームの相談を受けました。老朽化がひどく、残念ながら建て替えることに。解体の際、実大の引き倒し実験に使用させていただき、伝統構法の貴重なデータが得られました。解体した壁の土は練り直して再利用しました。
建築主から出された要望は、「以前の家がそこに存在したことを思い起こさせるような家」、そして「今後長年住み継ぐことができる家」。そんな思いと、あたたかさや現代の生活の要望を同時に実現するために計画したのが「記憶を継ぐ家」です。
外観は以前の家を思い起こさせる正統な民家建築、構造は限界耐力計算により伝統的な石端建てとし、構造材はすべて甲賀産の水中乾燥材を使い、大工の手刻みによる木組みで丁寧につくりました。壁は地面から生えてきたような納まりです。
以前もそこにあった縁側は、全開放できる建具でより明るく開放的に、遊び心のあるデザインにしたメースンリーヒーターは中心で家全体をあたためてくれます。

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